ドイツ雑貨のショップ・ダンケ 〜エルツ地方探訪工房を現地取材 〜

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0743-75-8641

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店名

ショップ・ダンケ

住所

〒630-0261
奈良県生駒市 西旭丘12-28-301

連絡先

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   エルツ山脈工芸品のふるさとに、行ってきました!  

エルツ地方は、ドイツ東部

ザイフェンは、おもちゃ産業の中心地。

 エルツ山脈地方(エルツ地方)は、ドイツ東部のザクセン州の山岳地帯で、チェコとの国境すぐ近くで、
おもちゃ作りが盛んです。

なかでも 「ザイフェンSeiffen」は、おもちゃ作りの最も盛んな村として知られています。
人口約3,000人の小さな町。その半数以上が、おもちゃに携わる仕事をしていると言われます。

見本市でのメーカーとの商談だけでなく、その商品の作られるところを見てこなければと、2008年3月、現地を、訪れました。この地域での大都市、ドレスデンから、車で、約1時間。正直、車がないと、不便なところです。ショップダンケの場合、現地の旅行会社の協力を得て、ザイフェン、ドレスデン、マイセンを、回りました。

エルツは、ドイツ語で、Erz と書き、「鉱山」の意味。15世紀の半ばより銀や錫が採れました。17世紀ごろから、エルツの鉱業は衰退していきます。南米などの海外から安い鉱石が、輸入されるようになったからです。
副業に、農業も営んでいたのですが、エルツ地方は、土地がやせており、作物が育ちにくく、人々の生活は、困窮したといいます。

実際、ザイフェンに、車で行ったとき、明らかに、ドイツを代表するミュンヘンがあるバイエルン州のような土地柄ではないことに気が付きました。針葉樹の森の暗い色が、目につき、肥沃な土地ではないと思いました。


ザイフェン村風景、
ドイツ南部のような肥沃な土地ではない。


のどかな村の家
森はすぐ近くにある。

ろくろで、シュパンバウムを彫る
ザイフェナーフォルクスクンスト

シュパンバウムの仕上げは、細工ノミで、手仕事。
ザイフェナーフォルクスクンストにて
農閑期に、お百姓さんが、わらじを作るような内職感じだったんでしょうか。森に囲まれていて、木はふんだんにあるので、桶や、針箱日用品を作って行商に出て、生計を立てるようになりました。

鉱業で使っていた「砕鉱機(さいこうき)」は、錫を細かく砕く機会として使われていましたが、「ろくろ」として再利用されました。また新しく水車も作られ、木材加工業を、村の主要産業にするための準備が整ってきました。
その後、サラヤボタン、糸車などの日用品に子供たちのおもちゃが、加わるようになり18世紀には、おもちゃ作りが、この地方の主要産業にまで成長しました。

この「ろくろ」の技術を「シュパンバウム(Spanbum)」という木を作るの過程を、youtubeで見ていただきましょう。
最初に、関係ない広告があるのは、youtubeの常、我慢して下さい。

シュパンバウム「Spanbum」は、木を削ってカールするのですが、ろくろの機能をうまく利用しています。

この木のカールが、一定で、また、木として、全体としてバランスが取れているかどうかは、職人さんの腕しだい。
1本の木としてだけでなく、エルツの作品の脇役として欠かせないものです。

エルツの技術、「ライフェンドレーン」 
このろくろの技術は、「ライフェンドレーエン」として、発達しました。

「Reifen ライフェン=車輪」
「drehen ドレーエン=回転させる」 それが結びついたのが、「ライフェンドレーヘン」なんですが、どういうことなんでしょうか?

ヴェルナー工房のクリスチャン・ヴェルナーさんが、面白くYoutubeで、紹介しているので、ぜひ見てください。
バウムクーヘン状の丸い木が、「ろくろ」として、回っているところに、慎重に細工ノミを入れていきます。

作業しているときは、何をしているか想像もつかないのですが、出来上がった丸い木を、裁断すると、その全貌が、明らかになります。

裁断すると、金太郎飴のように、動物が、いくつも出来上がります。「ライフェンドレーン」は、大量生産のアイデアなのです。 



 
動物の形に彫っているところ
ザイフェナーフォルクスクンストにて
 使う筆も、用途によりいろいろ
KWOにて
丁寧に塗っていく
ザイフェナーフォルクスクンストにて
お人形によって、各パーツを組み立てていく
ザイフェナーフォルクスクンストにて
組み立てて仕上げていくのも、手作業
ザイフェナーフォルクスクンストにて

カメラを、向けると笑顔を向けてもらえた
KWOにて


 工房の規模によりますが、ひとつの作品を仕上げるのに、たいていどこの工房も、工程ごとの分業によってます。
機械を使ってする木を切り出したりする作業や、彫ったりするのは、男性、塗ったりするのは、女性が多いようです。
 




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